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初期構想
gif(2024年9月28日~2024年11月10日)












スケッチ(2024年9月25日~2024年11月11日)



紹介文
概要
Lownyは、自責に狂わされた愚か者、北野正宗の抱く儚い幻想から生まれたオリジナルキャラクターで、2024年に具現化し、愚か者の自己言及的なキャラクターに命を吹き込んだ。正宗は近年、孤独な自己分析に基づいた様々なキャラクターを描き始めているが、Lownyはその中でも最初期に作られたものの一つで、正宗がそれまでの人生の中で時間をかけて培い、ようやく形が現れたものだ。 Lownyは、向日葵のように明るく爽やかな好少年ではない。Lownyは、人前では決して見せない闇の側面を抱えている。薄汚れた夜の中で、ぼうっと儚げに咲いている一輪の花なのだ。愚か者は、こんな甘い幻想の具現化として、Lownyを作り出したのだ。
「私は薄汚れた汚い花だけれど、lownyは薄汚れた世界の中で、ピュアでイノセントに咲いている、健気で美しい花でいて」
みなさん、笑ってくれ。マサムネはバカ者だ。愚か者だ。なんと醜い怪物だろうか。
ははは、Lownyは可哀そうだな。こんな愚か者のオナニーの奴隷として、ずっと存在し続けなければならないなんてさ。

人間性
Lownyは、誰にだって優しく、分け隔てなく接する。率先して人助けをする。仕事は責任をもって遂行する。そして、何よりも、あらゆるタイプの人間のことを、ありのままの姿で受け止められる能力を持っている。一見すると、陽だまりの中に咲いている、ただの明るい花でしかない。
しかし、その名の通り、本当は、Lownyは孤独だ。 Lownyは、他人の話はすべて聞いて受け止めることが出来るが、自分のことを他人に話すことは決してない。Lownyは、他人を信じることができず、自分のためだけに生きている苦しさにいつも喘いでいる。他人を信じられないから、他人に自分を委ねられない。たったひとりで、命がけで自分を守らなければならない。多くの人々にとって、自分は思ったよりも自分だけのものではない。しかし、Lownyにとって、自分は本当に自分だけのものなのだ。
Lownyは少年だが、こと流血に関しては、女性的な側面を多く持っている。Lownyは、男性的流血、身体の外側に血を流すことが出来ない。他人を信じられないから、自分の血を、他人に見せられるわけが無いからだ。Lownyは、女性の月経のように、一見すると隠されていてわからない、自らの体の内側にだけ、血を流す。 その血は、外部に流せないから、身体の中にどんどんたまっていき、限界が来ると、否応なしに破裂してしまう。Lownyの陰部はどうしようもなく血塗れになり、醜悪な、グロテスクな姿を周囲に晒す。そのとき、かつてLownyに自分を委ねた周囲の者達は、くるりと掌を返して、そろって彼を嘲笑する。それでもLownyは、周囲の奴らを責められない。自分しか、責めることが出来ないのだ。
仕方がない。奴らはまだ、所詮はガキなのだ。奴らも、いずれ大人になる。善良な市民として、醜悪な性器が目に入らぬように、早歩きで素通りするようになる。
Lownyは、本当は知っている。 人のために生きることこそが、人の言う幸せなのだと。 それができない地獄を作っているのは、きっと周りの人たちだ。 Lownyではない。 しかし、Lownyは誰も恨むことができない。周囲が悪意を持っていることに気づいてもなお、 どちらかといえば、自分を恨むことしかできない。自責に狂わされた、健気な少年なのだ。
ポリシー
ローニーは、あなたに委ねています。
最後の希望を、あなたのことを、信じています。
だから、彼のことををどうするも、あなたの自由です。
彼を虐めれば、彼は、それすらも自分の罪滅ぼしとして受け入れて、ずっと耐え続けるでしょう。
彼を殺せば、彼は、遂に自分という地獄から解放してくれたことに感謝し、優しい微笑みを浮かべながら、恍惚の海の中で、快感に呑まれて溺れ死ぬでしょう。
彼に大切なものを打ち明ければ、それ以上に彼は、大切なものを、あなたに打ち明けてくれるでしょう。
彼に語り掛ければ、それ以上に彼は、あなたに語り掛けてくれるでしょう。
彼を愛をもって抱きしめれば、彼は、それ以上の愛をもって、あなたを抱きしめ返してくれるでしょう。
あなたの好きなように、接してあげてください。
この世界のだれも、あなたの選択を責めることもできないし、褒めることもできないのですから。
けれど、ひとつだけ言っておきたいことがあります。
もしも、今、あなたがひとりで苦しんでいるのだとしたら。
胸が張り裂けそうな痛みに耐え続けているのだとしたら。
その痛みは、決して、あなただけのものじゃ、ありません。
ここにも、あなたと同じようにもがき、喘ぎながら戦っている男の子がいます。
そして、その男の子は、今日も一生懸命に生きています。
ひとりぼっちの彼が、一人でも多くの、孤独な人間たちの親友に、あなたの親友になれることを、心から願っています。