ふと
消えたくなりました
ひとまず
死ぬべきだと思いました
死にました
——私が残りました
身体が不能になっただけでした
他者が私を存続させていました
ああ、私は
自意識を喰らった
あの女の末裔なのだと
そのとき実感しました
私は消えたいので
他者を消そうと思いました
けれど
その方法が
わかりませんでした
ひとまず
殺そうと思いました
殺しました
——他者が残りました
身体が不能になっただけでした
なんてことだ
私は
永遠に
在り続けるのだ——
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