XIII

花紀行

なぜこの道を 歩いてきたのか

何を捨てて ここまできたのか

彼等のためでもなく
自分のためでもなく

ただひとつ
いつか墓標を残したい

日々生まれ死にゆく たくさんの子供たちのために

–

白い浜辺を ひとり歩いたら
誰も知らずに 蕾は朽ちる
乾いた空は 花びら散らす

髪に両手に はらはらとまる

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手にとまった花びらを吹くことすらできずに、ただ佇んでいる。


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